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山コンに潜入レポート!!! 山の頂で恋は見つかったのか?!


趣味探し

2016.12.07

人生山あり谷あり。 みなさま、起伏に富んだ刺激的な毎日をいかがお過ごしですか? 人生の大半を起伏無き盆地で過ごす負け組ライターPipoです。

ここ最近、登山やトレッキングが大人気なのをご存知ですか? アウトドアショップには本格仕様のものからキュートなものまで登山グッズが並び、合コンでも登山の話が頻発したりと、私たちの日常にじわじわ浸透してきています!

ワタシ:「ご趣味は?」 お相手:「登山です!」「山です!」「キャンプです!」

なれば、一世一代の晴れ舞台! 山の知識をクラッチバッグに詰め込みアウトドア派男子との合コンに挑めば勝利間違いなし!

お相手:「ご趣味は?」 ワタシ:「登山です!」

お相手:「お!直近でどこに登りました?」 ワタシ:「そうですね~、百名山ですね!」

お相手:「おお!どちらの山に?」 ワタシ:「だ・か・ら、『百名山』ですよ!」

…人間、浅はかなものはすぐ露呈するもんです。この日以来、山を知ってからリベンジを果たすと心に誓ったワタクシなのであります。

山コンて知ってる?

そんな登山やトレッキング人気にあやかって最近では山に一緒に登って親睦を深める「山コン」なるものがあるらしいとの情報が!

同じ趣味を持つ山ボーイ、山ガールたちが出会いを求めて参加するという「山コン」は、自然溢れる景色の中、山頂という同じ目標に向かい協力し合うことでいつしか互いの距離も縮まるいうところが大人気とか。

いやしかし! うまい話は疑ってやまないこの性格。

山頂に待ち受けるのは不順な動機に対する大自然のしっぺ返しか、それとも優しい山ボーイか。

ここはひとつ、この目で確かめにいかねば! というわけで、「山コン」参加レポート、開始です!

高尾山に集合!!

今回の舞台は高尾山。 いわずと知れたフランスのガイドブックにも紹介された観光地で、都心から1時間程でいけるという都会のオアシスです。

「高尾山トレッキングコン」当日。

集合場所に向かうと、既にそこには山ガール、山ボーイたちの姿。この日は総勢30名弱との事。まだ皆さんどこかよそよそしい空気感が漂っています。

ワタシも初の登山と出会いへの期待に微かに緊張が……

全員集合後に、

・今日はグループ登山である事 ・途中休憩ポイントがある事 ・グループ替えがある事

等諸々の説明がなされた後、早速登山スタートです!

イベントスタート!!!

6人編成の5グループに分かれ、自己紹介からスタート。

山ガール、山ボーイ達は当然登山経験をお持ちのようで趣味の話では「登山」のキーワードが出るわ出るわの山の如し。

グループ全員の自己紹介を経て、スタッフさんを先頭に6号路にて登山開始!登山中は、グループで会話をしながら進みます。

話を聞いていると、「あの山良かったよ」「次は富士山に挑戦したい」「山頂でこんなご飯作ったよ」「そのメーカーの靴いいよね」と、山関連の話題がてんこ盛り!

さすが、山ガール、山ボーイたち! 同じ趣味があると会話も尽きないもんです♪

ハプニング発生?!

と、ここでハプニング発生!

会話が盛り上がってきた頃に、参加者の女性の靴紐が切れるというなんともドラマティックな展開が!何もできずオロオロする登山初心者のワタシ。

それに対し、スタッフさんが歩み寄るよりも先に流麗な所作で動いた山ボーイたち!サッと手を差し伸べ怪我の心配をする男の背中!

その背中のリュックから出てきたるは、何用なのか真っ白い紐!なんとも四次元!ワタシ、そのリュックの中身気になります!

こういった場面で気遣いが出来る、周りに目を配れる男性はステキだなと思いました。何かトラブルが起きた際にどう対応するのかというのが垣間見えて、妙にリアル。

自然の中だからこそさらに映える山ボーイの誠実な一面に感心させられつつも、己の靴紐も切れないかな~なんて思う邪なワタクシもいるのであります。

一時間程登り休憩ポイントに到着すると、今度はさりげなく飴を配る山ボーイズ!

紐の次は飴!飴の次は何が出てくるの?!

ワタシ、そのリュックの中身、やっぱり気になります!

ひと段落して、ここでグループ替え。簡単に再度自己紹介してから、新たなグループで登山再開です! 色々会話をしながら歩けばきつい道のりも楽しく過ごせます♪

とはいえ、登山なれしていないワタクシの膝は既に大爆笑なんですけどね…

震える足を引きずりつつ、それを励ましてくれる素敵山ボーイに照れつつ、とうとう山頂に到着!!

ランチタイムで交流も加速♪

ここでお待ちかねのランチタイム。 景色のいい場所にブルーシートを引き、みんなでワイワイ食べるスタイルです♪小学校の遠足を思いだされるこの光景、皆さんも笑顔が溢れてワクワク感満載です!

お弁当を持ってきてる人や駅でパンを買ってきた人など様々♪ でもみんな食べてるものが違うから、シェアしたり、それでまた会話が盛り上がったりしてとても楽しめました。

大人の青春を感じます♪

下りは別ルートで♪

下りは、1号路を経て薬王院へ向かいます。

タイミングが良ければムササビも見れるとの事でしたが、今回はお会いできず残念!その代わり…ではないですが、近くの売店で「天狗焼き」をみんなで買って食べる事に。

さっきランチを終えたばかりだけど別腹! 疲れた身体に甘いものが沁み入るようで、美味しいのなんの!

すっかり会話が弾みワイワイと1号路を下りながら、全てのグループと話を終えるタイミングで駅前に無事に帰還!

連絡先の交換はお忘れなく♪

楽しかったけど、ここでお別れなのか…と感慨深いものを感じていたら、スタッフさんから連絡先交換のアナウンスが!

最後は全員と連絡先交換タイム!

次はあの山に行こうよ~なんて会話があちらこちらから聞こえてくる。開始当初どこかよそよそしい空気感がみなぎっていたはずなのに、終了する頃には打ち解けあい、自然に振舞えているではないですか!

これが「山コン」のパワーか!!

これで心置きなく「趣味は登山です!」と言える気がする高尾の帰り道。趣味も増えつつ、山ボーイズとも仲良くなれる。この自然な流れ、なかなかグレートですよね!

皆様いかがでしょうか?

「山コン」オススメです

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