東京英会話倶楽部で知り合った方から、
「カフェ英会話なるものが都内を急速に席巻している!」
という話を聞き、公式サイトを見てみて驚きました。おお…知らないうちに新宿・池袋・渋谷・代官山などなど都内の至る所で開催されている!
カフェ英会話って何?
カフェ英会話とは簡単に言えば、「英会話に興味のある日本人がカフェでお茶しながら英語でダベるだけ」という一種の英会話サークルでした。サークルと言っても、かなりのカジュアルさです。トークテーマは一応用意されているものの、特にプログラムみたいなものはなく、ただただひたらすらに1時間半ほどおしゃべりを楽しんだのでした。
東京英会話倶楽部は会場が区民会館みたいな場所でディスカッションとか発表とかあってけっこうカッチリしていたけど、カフェ英会話はもうホントにゆるふわな雰囲気でした。そのスーパーカジュアル感のおかげで気楽に参加できるのが評判が良い理由なんでしょうね。出会いもあるとかないとか…いろんな意味で。
参加料は1000円です。カフェなのでドリンクは自分で注文します。
田端開催のカフェ英会話をレポート!
カフェ英会話の新宿の会場僕は最初、中野のカフェ英会話に行ったんですが、なんとスタッフ2名と自分を含めての3名しかいませんでした!それはそれでスタッフの方はフレンドリーで楽しかったんですが、一般の参加者の話も聞いてみたかったので、田端開催の会場である惣菜ばる おためし屋新宿店に行ってみました。会場によって、いや、席を共にするメンバーによってきっと随分雰囲気が違うようです。
早朝出勤前の回もあるようですが、当然僕はそれでは死ぬので20時開催の回に参加してきました。
さて、コミュ障気味でドキドキした状態でカフェに着きオレンジジュースを持ちながらフラフラしていると、「カフェ英会話」という紙を持ったスタッフの方を見つけました。公式サイト上で申し込みをした際に自己申告した英会話レベルによってテーブルを案内してもらえます。
僕のテーブルは自分を含め4人でした。スタッフの女性の方、女子大生、イケメン、猫好きのふらふらしている人(自分)というメンバーです。基本的にこのメンバー以外としゃべる機会はありません。
他のテーブルの方も含め参加者は全体的に20~30代の方々でした。
カフェ英会話のテキスト超ありがたいことに、自己紹介で役立つ英語フレーズや会話に詰まった時のトピックなどが記載されたカードがあります。これがけっこう充実しています。中野の時とは違うカードだったので会場ごとにオリジナルなのかもしれません。
自分のテーブルはBとCというレベルで、みなさん日常英会話はかろうじてできて、会話はわりとスムーズで盛り上がりました。サマソニとか仕事とか過去の留学の話とか英語の勉強法とかを楽しく話せました。やっぱり「英語勉強中」という共通点があるので、打ち解けやすいです。あとみんな聞き上手でいい人でしたホント。
スタッフの方によると、英会話超初心者の方もたくさん参加しているようです。参加人数が多い会場なら自分と同レベルの人を見つけられそうです。逆に参加人数が少なすぎる所だと、テーブルでのレベルのばらつきが生じて、もしかすると若干の気まずさもあるような気がします。英語に自信が無い方は最初は新宿や渋谷など参加人数の多い会場に行った方がいいかもしれません。勝手な推測ですが…。
スピーキングは向上するのかどうか
堅苦しくなくて自由な雰囲気なので、会話が盛り上がりさえすれば、どんどん口から自然に英語が出てきます。
「英会話ってスクールだけでやるもんじゃないんだ、人が集まれば英会話ってできるんだ!」
そんな感じがカフェ英会話の醍醐味だと個人的には思いました。とにかく楽しい!というのが素晴らしいモチベーションになります。英会話に慣れるには最適です。
ただ、英会話学習においてフリートークだけだと確実に伸び悩みが出てくると思うので、独学でのフレーズや単語などのインプットの勉強を常に続けて、カフェ英会話をアウトプットの機会に活用することが重要だと思いました。
その点、カフェ英会話は組織として初心者向けの英会話レッスンや、上級者向けのディスカッションの場を用意したりしてて、インプットとアウトプットの両方の機会の提供が今後もっと充実していくのかもしれません。
「英語でおしゃべりしたい!」という方には最適な環境です。きっと気が合う人が見つかればどんどん友達も増えていきそうです。